ドッグフード選びで悩んでいる人へ
このサイトに来た人は私と気が合う人だと思う。
なぜなら、自分の犬にどんなフードを食べさせたらいいか、と悩む時点で犬を「家族であり、仲間である」と認めているからだ。
今、日本国内でも1000万頭以上の犬がいる。飼い主も同じ数だけいる。当然、犬に対する考えも違ってくる。
だいたい犬を見下している人はフード選びで悩んだりしない。「何か食わせとけばいい」と気にも留めないからだ。
今時そんな人がいるのか?と思うかもしれない。だが残念ながら少なからずいるのが現状だ。
なぜこれほど考え方に違いが出るのか、実際いろいろな飼い主に会ってみるとわかってくることがある。
犬が嫌いなのに飼っている人はゼロだ。犬が好きなんだ。ただ、接し方が違うのだ。
子供ができない夫婦がいる。せめて子供の代わりにと犬を飼う。この夫婦にとっては犬は「子供」であり、人間の子供以上に愛情を注ぐ。
不用心だからと「番犬」として飼う人もいる。その人は、外敵に対して吠え、危険を知らせる役目を期待する。
共稼ぎの家庭がある。犬が欲しくて飼ったのだが、子供の習い事に思いのほか金がかかる。夫がリストラに会う。家計が狂ってくる。ドッグフードなど後回しになる。
夫に先立たれた年金暮らしの老婆がいる。年に一度しか会いに来ない息子よりも愛犬がかわいい。完全に心の支えになっている。金はすべて愛犬に注がれる。
家計と照らし合わせてドッグフードを選ぶこと
犬が好きな人は朝から晩まで一日中犬のことを考え、犬と接していたいと思っている。だが実際に出来る人は少ない。
世の中を見るとわかる。みんな仕事があるのだ。みんな生活があるのだ。生活とは、・・・・・はっきり言おう、金(money)だ。
それぞれの個人、家庭で収入は違う。収入のうちどれだけ犬に使えるかも違ってくる。
ドッグフードも家計と照らし合わせて選ぶべきである。
現在世界中で売られているドッグフードの総種類は10万を超えると言われる。日々新しいフードも出てくる。
そのすべてを確認する時間も予算もない。
でも愛犬には少しでもいいものを食べさせたいと思うのが人情だ。
幸いなことにインターネットにはドッグフードを調査しているサイトがいくつかある。代表的なフードの品質は把握できる。ありがたいことだ。
だが、どんなに高品質なフードでもあなたの家計を考慮して選ぶべきだ。犬にだけ集中していては見えてこないものがある。
飼い主の立場によってフード選びも違ってくるのだ。
あなたの年齢、家族構成、仕事内容、収入、住んでいる環境で違ってくるのだ。
たかがドッグフードというなかれ。毎日のことだ。無理をするとボディブローのように効いてくる。
値段と品質の妥協点を探せ
どこかで「値段」と「品質」の妥協点を捜す必要がある。
それが現実だ。
私自身がこの点で長く悩んでいた。
あなたの経済的な立ち位置と、気にいったドッグフードが交わる点を捜すヒントになればと思ってこのサイトを作った。
有り余るほどの金と時間のある人は読む必要はない。
私を含むその他大勢の人で、裕福ではないけれど犬と一緒にいたい人向けである。
犬と飼い主の両方がうまくいってこそお互いに幸せになれる。
せっかく犬と生活する素晴らしさを知ったなら、まちがっても途中で手放すようなことはあってはならない。
責任ある飼い主でいるためにも、ささいなドッグフード選びも本気で考えるべきだ。
このような思いで作ったサイトです。
もしドッグフード選びで悩んでおられるなら、少しでも参考になればうれしく思います。